2015年10月08日

1DAYで親不知はどこから行けるか。

1日で親不知まで行くとしたらどこからいけるかな。
今年は五竜の八峰キレットと不帰(かえらず)を通りたい。
家ー親不知やりたかったけど、3泊4日はもう寒くてやだなあ。
・・・が繋がって、扇沢から行ってみることにした1DAY親不知、前回は白馬頂上山荘で敗退。
今年中にやっつけておきたかった。
先週は諸事情でダメだったので無理行って水木で行かせてもらった。旦那さんの飲み会キャンセルさせる借り(1)付き(笑)

前回4:00スタートでけっこう時間かかったので3:00スタート。
旦那さんに扇沢まで送ってもらう。(借り2)
寒いと聞いているので裏起毛のパンツとふんわり素材のロングスリーブにウインドブレーカーで出発。途中でウインドブレーカーはいらなくなった。しかし稜線が近づくと寒い。その上にカッパを着て丁度良い。
ヘッドバンドはBUFFに変えて耳と頭の保温。カッパのフードかぶって丁度いい。
手袋は100均のちょい厚めなのでやや寒い程度。足元はちょっと我慢。
今回は防寒着と簡易アイゼンと食料が多い。水入れて約7kgTJAR使用並み(笑)で重い。
前回は5kgくらいだったと思う。
そのせいか、今回乾いた岩なのにタイムははかどらない。
鹿島槍ヶ岳で10分遅れくらいか?
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夜明け
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かっこいい鹿島槍ヶ岳と冷池山荘

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鹿島槍ヶ岳山頂より。

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登山者が絵になる。

鹿島槍からは岩場の連続。でも濡れてないので滑らないけど、今日は視界良好で高度感抜群で視覚で怖い!
八峰キレットは通過し、キレット小屋はもう閉まってた。
そこから五竜まではアップダウンの岩場でどんどん体力が消耗していく。今回も北尾根ノ頭で一呼吸。
ここはメールが前回も電波が入ったのを思い出して旦那さんにメールとジオグラフィカを起動させる。
ルーファイネックは黒岩平あたりだと思って。

五竜までの登りで異変。妙に動悸がする。だましだまし登って五竜到着。ここで一呼吸入れた。
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パンとミルクティーとアミノ酸をとった。

今回パン類3個、おにぎり(自家製栗ご飯)2個、カロリーバー系10個、ショッツ4、グミ1袋、アミノバイタルゼリー2個、チーカマ2本、せんべい2枚が食べ物。
水700ml、フルーツジュース300ml、ミルクティー500、レモンジーナ370ml。
胃薬4回分、ZEN4回分、マグマ4、エレクトロライト4、ピタミン類3回分。
胃薬、アミノ酸、ビタミンは止まった時になるべくとるようにしてみた。

さあ、唐松山荘に11:00に着かないと前回よりも遅いぞ!
五竜山荘に向けて下る。やっぱり濡れてないので進みやすい。
五竜山荘で水購入。
1L100円で料金箱に入れるシステム。700のボトルにはまだ200ほど水が残っている。
小銭は50円がないので100円を入れ残りを飲み干し、いっぱいに入れてマグマを飲むのに水を飲んでまた満タンにして出発。唐松山荘が見えてるけれどけっこうあるなあ。これを1時間で行けるだろうか心配になる。
途中の岩場でNHKの撮影に出くわす。トップを歩いていたのは前回唐松山荘で会ったオーナーさんだった。
5分くらい会話してお別れ。放映に使うかもと言われて同意の録音をした。会った人みんなに声をかけてたから映る可能性は薄そうだ(笑)
岩に張り付いてこっちをずっと見てる男の人がいた。私が歩いてくるのをじっと観察して(サングラス越しだけどかなり視線を感じた)写真まで撮ってる。
近づくと声をかけられた。なんだか変な外国人かと思って会話する。行き先を聞かれたので白馬あたりまで、とテキトーに答えたら、付いて行っていいですか?って聞く。ついてこれるならどーぞ、と思っていいですよ、と返事をすると、彼はサングラスを上げ、ネックゲーターを下ろした。
そしたら知ってる人でびっくり!こんなとこで会うのは偶然すぎる!
お互いびっくりしてしばらく会話。
そんなこんなで唐松山荘へは20分遅れ(汗)
今回は食料たくさんあるので玄関先で小屋で働くお友達にあって野菜ジュース(300円)と一口ようかん(5個入り200円)を購入。お友達からみかんとお菓子の差し入れまで貰って、少し会話してGO!

しかし晴れていて気持ちがいい!疲れも忘れるとはこのこと。天気がいいから前回より早くていいけど・・・なかなか進まない。不帰の難所は視界があって怖かったけど、濡れてないので楽だったと思う。
天狗の大下り(こちらからだと大登り)は覚悟していたので淡々とこなす。
あの動悸はいつの間にか来なかった。でも相変わらずからだは動きにくい。靴の中で足指が動く。そして親指の先が痛くなってきた。巻き爪が当たっている感じ。天狗の頭の標識が見え、ひと登りの前で足ケア。疲れもあったのでちょうどいい。登山道にどっかり座った。前後に人はいないだろうもう13:45、風も出てきているので行動している人は私くらいだ。そこはたらっとした稜線で、西に傾いた太陽が優しくからだをつつんでくれる。
時折吹く風もそんなに寒く感じないので落ち着いでケア。熊鈴の脱脂綿(音防止のため入れている)を少しちぎって、十得のヘラで巻き爪に押し込み、ばんそうこうを貼る。ついでにGOOを塗っておいた。足裏ケアはいろいろ試しているけど今日はガーニーgoo。プロテクトS1もそうだけどヌルヌルを感じるときがある。やっぱりディクトンのムースがいいけど持ち運びが不便。

しっかり15分くらい休んでGO!
天狗山荘はすぐだったけどもう小屋閉めしていた。テントが1張りしてあった。たっぷり出ている雪田の雪解け水を満タンに汲んで先を進む。これで雪倉の水場まで大丈夫、白馬山荘で購入できなくても大丈夫。そんな安心の積み重ねが完走への道だと思う。前回の敗退の理由は不安の積み重ね。強風と雨に打たれて疲れ切って、視界もなく頂上宿舎が見えて思わず寄ってしまった。ここで視界があって今回のように白馬山荘が見えていたら頑張ってそこまで行っていただろう。そうすればあの冷たい対応(前回のブログ参考)は受けずに気を取り直して先に進めたかもしれない。でもそんな偶然や運に頼ってはダメだな、もっと強くならないと。
白馬鑓ヶ岳山頂は行ったことなかったので一応寄った。
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斜面を見下ろして、旦那さんを初めとするスキーヤーがここを滑りたいというのが理解できる。
雪の世界も見てみたい。
その後杓子へまさかのけっこう下りがあって、杓子をトラバース。もう山頂に寄る気力はない(笑)。
頂上宿舎も白馬山荘も見えてるけど、天狗山荘付近から強風の歓迎が・・寒い。カッパを着てフードをかぶって進む。16:00に白馬山荘に着いたら小屋に寄ってみよう。また叱られるかもしれないから怖い。間違っても頂上宿舎には寄らない、そして大雪渓もくだらない。今日はアイゼンあるけどね・・。
白馬山荘到着は16:20になってしまった。小屋の前を通過するルートだったので一応何か購入できるか聞いてみようと中に入った。小屋の人は迷わず、ここに住所と名前書いてください、と宿泊の手続きを始める。
30代くらいの優しそうな女の人だったので、「宿泊じゃないんですけど、カップラーメンっていただけますか?」と聞いてみる。「あ?いいですよ」と普通に対応してくてた。普通にお湯を入れてくれて普通にそこで食べて良くて、何も聞かれなかった。ストーブの入った入り口は暖かく、とても休まった。今回は運も味方してくれたかな。少し吐き気があって全部食べるのはちょっと苦しかったけど頑張って汁まで飲み、アミノ酸と胃薬を飲んだ。カッパのズボンを履いてリスタート。白馬山頂へ行けば今年の蓮華温泉ラウンドの試走につながる!
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山頂は感動を味わう余裕のないほど寒く、さっさと先に進む。
いつの間にか北風に変わって、これから先のルートも厳しそうだ。とりあえず日没までに雪倉避難小屋に到着くして休もう。日没のショーを余裕なくちらちら眺め先を進む。下り基調の走れる道。試走の時はこの辺りで捻挫してたけど、今は捻挫する気はしない。きっとスピードが出ていないのだろう。置く足の安定感が笑えた。
避難小屋手前の雪田はもうなく、水場はなかった。寒いので減ってなく、半分はあるので大丈夫。
そろそろライトほしいな、くらいに避難小屋に到着した(18:00)。
小屋は暗くて静かだったので誰もいないかと思ったけど、入ったら寝ている人がいた。靴が3人ぶんくらいあった。お騒がせしちゃって申し訳ないと思ったけど、2、3会話をしてライトなど夜間の準備をさせてもらった。
そこにいた中年くらいの男性は行かないほうがいいと軽く止めてくれた。これから夜も進んで親不知まで行くというのだから無理もない。「そうですよね」とは言ったけど進まない選択肢はなかった。食料も水もある。道も初めてじゃない。防寒具も充分(だと思う)。ゆっくりせずに整ったら出かけた。
登りだったのでまだライトなしでも進めた。16:30位で点灯。朝は2時間くらい使った。自宅の点灯実験では12時間はついていたけどどうだろう、いつまでもつかな?
雪倉へは試走の時のすぐについたけど、今回はまだかな、と少し思った。
雪倉から朝日は取り付きまでが長かった記憶がある。暗くてルートが不安だったけど、ここはガスがでるんか、しっかり赤丸ペンキ目印がいっぱいあった。ありがたく頼りに進ませていただく。高度を下げるにつれて寒さが楽になっていく。それでも風のあるところは寒かった。ボトルの水を飲もうとしたら凍っていて出てこなかった。
寒いはずだ。。。
木道の道・・・こんなところあったっけ?と進むと星がとっても綺麗。うっとり見上げているとドローンのような動きをする同時に動く4つの光が(二つが赤い)。本気で誰かがドローンを飛ばしているのかと思ったけど、ここはかなりの山の中だし、キャンプをしている気配もない。最初は右側上空をふわふあ飛んでいたけどいつの間にかいなくなって、しばらくしたら左側を飛んでいた。なんだったんだろ・・・間違いなく未確認飛行物体!
以前に汲んだ水場は枯れていた。これには焦った。これからの朝日の登りはもう少し水がほしい。
進むとチョロチョロの水場が!本当にチョロチョロで汲むのが難しくて笹の葉っぱをうまく使ってやっと満タンにした。そしてしばらく行くと、しっかり流れている水場があって・・・覚えていれば焦らなかったのに。
いよいよ朝日の登りに来たけど、ここは急で少し長い。眠気も出てきたし、ゆっくりになってきてしまったし、寝ることにした。誰もこないからそのままそこで(登山道で)(笑)
ライトを消すと星が綺麗。目をつむると記憶がなくなった。はっと起きたら10分たっていた。寒いので動こう!
頭がスッキリして足も少し回復していた。寝て良かった。
朝日へは森が多かったイメージがあった。予想どうり山頂まで少し風に吹かれたけど、丁度良い寒さで通過できた。山頂へはちょっと寄り道になるので分岐で下りた。さあ、これから栂海新道へ行ける!
しかし、霧が濃い。ルートが分かりにくい。でもやっぱりたくさん新しい赤い印があってありがたい。
暗くてどこおを通っているかわからないけど、分岐、千代の吹上に到着。
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栂海新道入り口。以前に通ったのは4年くらい前の昼間。けっこう楽しかった記憶があった。

すこし座ってカロリーバーを食べたり補給。だんだん食欲はなくなってきている。
いざ!スタートすると・・・下る下る?え、こんなにくだったっけ?木道が現れて工事現場があった。
明かりが二つしっかり発電していて、プレバブ小屋にも明かりがついていた。工事の人が泊まって作業しているようだった。こんな山の中に本当にご苦労なことだな、と思って見つからないように通過した。
景色が全く見えないままどんどん下る。進む・・・もしかして違う方向に進んでいるのでは?とッGPSで何度も確認するがあっている。いつの間にか長栂やまは通過してやっとのことで黒岩平だった。けっこう長く感じた。ゆっくりしか進めないから仕方ない。道がけっこうガレてたり急だったりでテクニカル。
下りだったのでハンドライト併用して進んでいてきがつかなかったけど、ヘッドライトが暗くなってきていた。あれから6時間くらいか・・あとでも6時間くらいで明るくなるから交換して充分もつ。黒岩山手前で電池交換してもう1回寝た。今度もそまま。気がつくと10分。寒いので進む。平らなところもあるけれと、下るとなると急だし、荒れてるし、上となるとまた急でハード。やっとの事でサワガニ山。犬ヶ岳は遠かった。でも後でタイムを見るとそんなに遅くもない。時間が長く感じるのは疲労の証拠。まったく元気がなかった。

栂海山荘から進道は分かりにくかった記憶があった。トイレまで行って思い出して小屋裏から激下り。ここ、覚えてる!と、この斜面はうれしくないけどうれしくなった。
黄連の水場は行かず通過。以前行った時は3分くらいで着いたから行ってみても良かかったか。でも水はあったので。
白鳥山まで長かった。山頂が2つくらいあって喜んではがっかり・・だった。
白鳥山4:08!予定より遅い。もう親不知についているはずなんだけど・・・まったく。でもここまできたらゴールは見えてきた。シキ水まで激下りの連続でうんざり。安心して足を置けるところがない。勢いでいけないのでとても難しく感じた。もう下りたくない。
シキ水からも下りが辛い。やっとの事で坂田峠。
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ここからは尻高山、入道山経由、あと少し!・・・と思ったけど・・・
尻高山付近は良かった。走れるトレイルでブナが美しい。日も出てきて気分が良かったので頑張って走った。しかし〜二本松峠から登りがあり・・・また下ってまた登り・・えらいまた下るのでGPSを見ると現在の高度は369!ってそれだけまだ下りるのかい?!さらに登ってるところもあって・・・うんざりもー!
やっとのことで
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7:30終了。長かった・・・
iPhoneの電池がなかったので充電しながら、トイレに行って顔洗ったり、足裏ケアをして、日向で道具を干したりして帰りの電車を考える。糸魚川まで走ってガストに寄って始発に乗るプランはもちろん、糸魚川まで走ってすき家に寄って8:54に乗るプランも厳しそう。糸魚川までは2時間くらいかかりそうだし。
ここはゆっくりして9:37親不知に乗ることに。糸魚川で40分くらい乗り継ぎがあったのでそこで美味しいものを食べよう。
糸魚川に着くと、まだ10時でお店が開いてない!探すと、食べさせてくれそうなところがあった。
電車の出発時刻に間に合うか聞いてナポリタンとビールを注文。おじさん急いで用意してくれて感謝。
ジオパークの話とか、どこに行くのかかとか楽しく会話して・・・南小谷行きの電車に余裕で間に合った。
ナポリタンもビールも美味しかった。写真撮るのを忘れるほどガツガツ食べて飲んだ(笑)

南小谷の乗り継ぎはポテチを食べながらFB投稿して楽しむ。
ウチまでは各駅停車は長かった。ヤバイ!と思って確認するとまだ白馬とか・・
でもたまには電車の帰りもいい。

ウチについてゆっくりお風呂に入って娘の帰りを待つ幸せ。
1DAY親不知、完了してよかった。

3:00扇沢ー5:00爺が岳ー5:50冷池山荘6:00ー7:00鹿島槍ヶ岳7:10ー7:41キレットー8:35北尾根の頭ー9:35五竜10:05五竜山荘ー11:20唐松山荘11:35ー
13:45天狗山荘手前14:00ー14:56白馬鑓が岳15:00ー16:20白馬山荘16:35ー16:42白馬岳ー18:00雪倉避難小屋18:15ー19:00雪倉岳ー20:50朝日岳ー21:10千代の吹上(分岐)21:20ー22:00長栂山ー24:00黒岩山ー2:00犬ヶ岳ー4:08白鳥山ー5:45坂田峠ー6:24尻高山ー7:00入道山ー7:30親不知
posted by ゆかりん at 00:00| 長野 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | トレラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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